連休前に・・・バイオガソリンのこと

連休前の昨日、東京からバイオガソリンが各地に運ばれたのを
テレビなどでご存知の方も多いと思います。

「ガソリンと価格も一緒でエコ!」
という表向きのPRにはいろんな問題を抱えていることを消費者の私たちは
しっかり考えなければいけないと思ってTVの消費者へのインタビューを
見ていました。

このガソリンに3%だけ入ってるエタノールは
遠くはフランスからCo2を吐き出しながら
やってきました。
ガソリンと変わらない価格も
経済産業局と石油連盟がガソリンより30%程度高価なエタノール分を
今はカバーしているのです。

2月にNPOバイオマス産業社会ネットワーク国際環境NGO FoEJapan(財)地球人間環境フォーラム

以下の共同声明を出されました。
研究会も賛同しています。
詳しくは↓(PDFファイルです)
http://www.foejapan.org/forest/doc/doc_recmndbiofuel.pdf

もう一度何がほんとにエコなのか。
ちょっぴり長いですが
ゴールデンウイークのドライブを考えながら読んでくださいね。

よいGWを!


   ■■■持続可能性に配慮した輸送用バイオ燃料利用に関する共同提言■■■

 気候変動問題は、人類のみならず生態系全体が直面するもっとも火急な脅威の一つであり、その防止のためには、あらゆる手段が講じられなくてはなりません。
 しかし同時に、地球環境問題に取り組む私たちNGO/NPOは、気候変動防止のための方策は、単に温室効果ガスの削減を目指すにとどまらず、多様な側面からの「持続可能性」を考慮に入れたものでなければならないと考えています。
 輸送部門における対策としては、持続可能な交通システムを構築し、エネルギー需要を抜本的に削減することが重要です。
 現在、日本政府は、京都議定書目標達成の取組みにおいてバイオ燃料の利用促進を計画しています。これは、化石燃料から自然エネルギーへの転換という観点からは重要な施策ですが、現状の計画ではバイオ燃料のほとんどが輸入で賄われる見込みです。
 私たちは、パーム油やサトウキビ等から生産されるバイオ燃料の急激な需要拡大によって、不適切な農地開発や食糧需要との競合など、深刻な環境的・社会的影響が生じる恐れがあることを危惧しています。
 日本の温室効果ガス削減のための取組みが、生産地で更なる環境破壊や社会問題を引き起こすようなことがあってはなりません。私たちはこのような懸念から、バイオ燃料の生産・加工・輸入・利用に関与する企業及び行政関係者、最終消費者に、以下の調達方針/原則を採用することを提言します。

0. 輸送用エネルギー需要を削減するための抜本的対策を実施すること
1. 国内産・地域産のバイオマス資源、また食糧需要と競合しないバイオマス資源を優先的に利用すること

2. 原料供給源が明確であり、サプライチェーン(供給連鎖)のトレーサビリティ(追跡可能性)が確保されていること

3. 生産から加工、流通、消費までの全ての段階を通してトータルに、温暖化防止効果が見込めること

4. 原料生産のため、以下の責任が果たされていること
4-1 【法令遵守】:地域住民や生産・加工従事者の人権及び労働条件、生産・加工における環境影響に関し、当該国の国内法及び国際的な基準を遵守すること
4-2 【環境・社会影響評価】:環境・社会影響評価及びその公開が適切に実施されていること
4-3 【生態系保全】:天然林及び自然生態系(特に保護価値の高い自然生態系)の破壊を伴っていないこと
4-4 【社会的合意】:開発に当たっては、地域住民の権利を尊重し、十分に情報を提供した上での自由意思に基づく事前の合意を取得していること。利害関係者との紛争が生じていないこと
4-5 【環境管理】:排水管理、メタンなどの温室効果ガスの発生抑制、危険農薬の不使用、農薬の削減・統合的管理を行うこと。生産・製造過程において遺伝子組み換え生物が環境に放出されないこと

2007 年2 月8 日

■提言団体:
国際環境NGO FoE Japan ⁄ (財)地球・人間環境フォーラム ⁄ NPO 法人バイオマス産業社会ネットワーク(BIN)
賛同団体・個人(五十音順、2007 年2 月8 日現在、提言本文のみへの賛同):
A SEED JAPAN / 特定非営利活動法人 足元から地球温暖化を考える市民ネットえどがわ / NPO 法人EG 倶楽部 / ウータン・森と生活を考える会 / NPO 法人 AM ネット / 環境NGO エコ・クリエーターズ・クラブ/ 特定非営利活動法人かながわ環境教育研究会 / 環境エネルギー政策研究所(ISEP) / 気候ネットワーク /グリーンコンシューマー研究会 / (特非)グリーンピース・ジャパン / グリーン・フォワード / サラワク・キャンペーン委員会 / 株式会社 自然教育研究センター / 田中優(未来バンク代表) / WWF ジャパン /地球エネルギーシステム研究所 / 日本インドネシアNGO ネットワーク(JANNI) / 熱帯林行動ネットワーク(JATAN) / 農民運動全国連合会 / FOCS ジャパン / 特定非営利活動法人森の生活 / NPO 法人 森のバイオマス研究会 / 横浜カーフリーデー推進会 / ラミン調査会

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!

ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。

→ログインへ

なるほど(納得、参考になった、ヘー)
驚いた
面白い
ナイス
ガッツ(がんばれ!)
かわいい

気持玉数 : 0

この記事へのコメント

特定非営利活動法人 バイオマス産業機構
2007年06月08日 10:56
環境ビジネスの展望とバイオマス・エネルギーの先端技術例

共催:NPO法人バイオマス産業機構、港区青少年対策赤坂委員会、
後援:日本環境資源生活文化振興会、エコビジネスネットワーク、

[日時・会場]
日程  2007年6月22日(金)開場13:30 終了予定17:00
 会場  環境パートナーシップ コスモス青山B2F  TEL:03-3406-5180
参加  無料   先着順50名・申込はE-mail & FAX受付
http://www4.ocn.ne.jp/~sai10u/index.htm

この記事へのトラックバック